自分

ただの独り言

再び本を読む

ごちゃごちゃぐちゃぐちゃした自分の醜いものを終わらせたくて、彼との恋愛を止めようと決めた
深夜2時だった
メールを送った
思ったことを全部書いて、友達に戻りたいと

5時半に起きてバイトへ行き
9時に帰宅したら母に目の回りが黒いと言われた
寝不足の自覚はまるでなかった

会話もしたくなくて、すぐ部屋にこもった
カーテンもして
寝て現実逃避と思ったけど、寝れなかった

また私は繰り返すんだ、好きな人を自分が醜いせいで手放して
自分がやったことなのに、悲しくて辛くて泣いた

そして死に引っ張られた
自分を探しても見つからないならもういいんじゃないかって
仕事、恋愛、お金、趣味、友人、衣食住
どれが一番重要かと自分に問うてみたけど答えられなかった
それくらいもう、欲も執着も失ってた

17時頃、突然母が部屋に入ってきて
「ご飯作るの手伝ってよ」と言ってきた
そんなこと絶対言わない母が
私が死に引っ張られてると気づいたのだろう
あの頃は気づいても何もしなかったのに
母なりに勇気がいったと思う
それが伝わってきて、涙が出てきて、こらえた

死んでほしくないんだ、生きてほしいんだと、感じたから

ボーとしながらきゅうり切って肉炒めて、食べて、また部屋にこもったけど、それは絶ちきれた気がした

そして本を読み返した
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ちゃんと向き合わなきゃいけない時がきたんだ、と

読んでいてある文章で突然涙が溢れてきて自分の本当の気持ちに気づけた
岡サンが「許す」「ありがとう」とつぶやいてるときに温かいものを感じて感動して泣いたというところで、私も泣いた

私は逆で、悲しくて泣いた
自分の心が悲しくて、自分も救われたいと叫んでいるような感覚だった
ずっとずっと自分が自分に否定され続けてすり減ってた
誰かに言われても埋まるものではなかったと気づいた

自分が自分で許して愛して抱きしめてあげなければいけなかった